SESの実態第一弾(自分の経験談から語る)

お久しぶりです、きゅ~ぶです。
今回は、ちょっと書いてみたい記事があったので自分の経験談から書かせてもらえばと・・・

まず軽く自己紹介させていただきますが、現在、SESで常駐している25歳、エンジニアです。SES歴は約1年半くらいです。

 

SESの前はSIerの会社で1年半、SEという名のExcel職人をやっていました。
もっとプログラム書きたいと思うようになって転職し、自社でゲーム開発している都内のIT会社に就職したのですが、SESとして現場派遣されそろそろ1年半が経とうとしており、このままいても多分変わらないなあというのとゲーム開発に興味がなくなってきたので転職を決意し、SESを扱っていない自社 or 受託でWebサービスやWebアプリを扱っている会社に行きたいと思って転職活動しています。

まず、自分がSESで経験した仕事の内容について触れたいと思います。
ネットバンキングの業務システム開発

期間:半年間(きつすぎて自分からお願いして契約を切ってもらった)
開発言語:C、SQL
開発環境:Linux、端末が2台(開発用、通常用)
仕事内容:DBのバッチ対応(ほぼ毎日)、機能変更
担当:開発、テスト
感想:
金融系というのもあり制約や縛りが多すぎた。
コードレビューするだけでも一苦労。
例えば以下は、DBのバッチ対応のコードレビューの一連の流れ


コーディング

一緒に仕事している先輩と読み合わせ

紙印刷し、リーダーと読み合わせ

問題なければ印鑑がもらえる

紙をPDF化

PDF化したものを通常端末に移動

プロジェクトの責任者のレビュー

問題なければ印鑑がもらえる

銀行側の担当者のレビュー

問題なければ印鑑がもらえる

銀行側の担当者の責任者にレビュー

問題なければ印鑑がもらえる

コードレビュー完了(ここまで2,3日、ひどいときは1週間以上かかるケースも)

これはコードレビューだけの流れでこれ以外にもDBを書き換えるため、本番のサーバールームに入るための書類作成や関係者との日程調整、本番時の手順書作成などで時間が膨大にかかる。
ただ開発するだけでなく、こまめにいろんな部署の人とのコミュニケーションや時間に常に追われたり、セキュリティや制約面の考慮、致命的なのは窓がない部屋・・・
この環境は自分に合わず、契約を切ってもらうようお願いしました。

強いていいところを挙げるとしたら、ここの現場では結構コーディングはさせてもらっていたのでそこはよかったかな

この体験から悟ったのは金融系の仕事は自分には合わないので今後受けることはないだろうということと案件を選ぶ際は、慎重に考えないと環境によっては痛い目をみるということでした。

結論!!
SESはガチャ!!
結局運次第。


もっといろいろあるのですが、また機会があればどこかで記事を書こうかと思います。
参考になれば幸いです。